スマサテ研究所の高澤です。本日は新モード(事例補正法)賃料査定機能についてご紹介いたします。
【操作方法や特徴は動画をご覧ください】
事例補正法については、抽出事例に補正をかけることで査定物件と同条件下での賃料を算出し、
それを平均した金額です。
AIが算出する査定賃料のロジックに関しては、一部ブラックボックスな部分があるため、
適正かを判断する参考値としてご利用いただけるような機能です。
実際に査定担当者の方が主導で行うような査定を機械的に行うことが可能です。
新モード(事例補正法)査定機能の特徴は下記となっております。
・周辺事例から補正値を算出
・周辺事例を算出された補正値を用いて、査定条件と同一に補正
・物件のグレード感が一目で確認可能に
・建物一覧表示の追加
特徴を基に説明していきます。
周辺事例から補正値を算出
周辺事例から重回帰分析を基に補正値を算出します。
代表的な補正値については画面上でもご確認がいただけるようになっています。
周辺事例を算出された補正値を用いて、査定条件と同一に補正
査定条件と似た順(※)に物件を100件抽出し、算出された補正値を用いて査定条件と同一に補正をします。
補正賃料に関してはリストからご確認いただけます。
物件のグレード感が一目で確認可能に
補正賃料に直した周辺事例の平均額を査定賃料として表示します。
その際に、平均額を基に、周辺事例の物件の賃料設定のグレード分けを行い、
グレードごとに物件の分布を確認ができるようになります。
リスト部分に関しても補正後賃料の分布の表示と水準が一目でわかるアイコンを追加しています。
実際に提案を行う査定賃料を決める際に比較事例を簡単に確認いただけます。
建物一覧表示の追加
また、今回の事例査定機能では、建物ごとに部屋をまとめて表示をする
「建物一覧」機能を追加いたしました。
部屋階数や向きなど条件の異なる部屋がすべて表示をされているため確認がしにくい部分があったため、
建物ごとにもまとめました。
建物にまとめた際は、補正後賃料などは平均額を表示しております。
画面上部の切り替えボタンから、旧モード(現在の査定結果画面)と切り替えを
できるような形でご利用いただけます。
ご利用しやすいモードをご活用ください。
※当コラムは株式会社ターミナル スマサテ研究所様より寄稿いただきました
空室対策特設サイト>>>“インターネット無料化”は当たり前!?