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コロナで前倒しされたリモートワーク

コロナで前倒しされたリモートワーク

こんにちは!CBITの庄山です。
記録的な暖冬で寒さを感じる前にもう春になろうとしておりますが、
巷では「コロナ」「コロナ」のニュースで持ちきりです。

オリンピックが近くなり、通勤などへの懸念から、
特に都心では時差出勤やリモートワーク(テレワーク)の推奨などがなされていましたが、
ここにきて、コロナウイルスの影響でそれが前倒しで、
半ば強制的に各企業でリモートワークが実施されているようです。

弊社もITを生業にしている関係もあって、
本社勤務のほとんどのスタッフがリモートワーク(テレワーク)に切り替えて、
通常通りの業務をしています。

ただ、サポートデスクなど対人業務に従事しているスタッフは、
残念ながら現場に居て“ナンボ”というところがあるので、
こういったスタッフは、医療従事者や接客業の皆さまと同様、
リモートとは離れた働き方であるのは間違いありません。

 

 

「テレワーク」と「リモートワーク」の違い


似たような言葉だけど、
微妙な違い皆さん分かりますか?

テレワーク(telework)とは、“tele=離れた場所” と “work=働く” をあわせた造語で、
厚生労働省によると、「情報通信機器(ICT)を活用した、時間と場所にとらわれない働き方のこと」
と定義しています。

リモートワーク(remotework)とは、“remote=遠隔地” と “work=働く” となり、
これまた、在宅勤務やサテライトオフィスのような場所で働くことを指します。

まぁ、言ってみればどちらも同じです(笑)

どちらかと言えば、テレワークの方が、
昨今政府が推進している働き方改革に馴染んでいるかもしれませんね。

厚生労働省が「テレワークで始める働き方改革」のガイドブックというぐらいですから
https://work-holiday.mhlw.go.jp/material/pdf/category7/01_01.pdf

 

 

どんなテレワーク対策していますか?


ちなみに、皆さんの企業ではどんな対策されていますか?
テレ(リモート)ワークですが、大きく3つあるかと思います。

1.在宅勤務型

2.コワーキングスペース(モバイル)型
3.サテライト(オフィス)型

正直、コロナが収束したとしても、
夏のオリンピックが開催されるのか!?なんとも言えないところですが、
オリンピックに向けてテレワークが推奨されていますよね。

一口にテレワークと言っても、
大きくは、上記のような3つのタイプがあり、
それぞれで用意する環境や機器は多少違いがあります。

セキュリティなどを考えると、上から順にハードルは上がります。
1と2は“ほぼ同じ”ですが(モバイルルーターを持つか持たないか)、
在宅勤務の場合は、

インターネット回線は従業員が契約済のネット回線を使うのかどうか?
PCは貸与か個人所有のもので使うか?
監視ソフトなどは導入するかしないのか?
TV会議システムは有償利用するか無償のものでやるか?
システムの動作は問題ないか?

皆さんの企業ではいかがでしょうか?
これから働き方や働き手も変わっていき、
不動産業界もテクノロジーの進化によって働き方は大きく変わると予想できます。
企業にも柔軟な働き方が求められつつあるこの時代に、
管理会社や仲介会社でも、「本社に出勤しなければ仕事できません!」では、
今後の採用にも影響が出てくる可能性は大きいでしょう。

ちなみに、弊社では在宅勤務型とコワーキングスペース型を併用しています。
実際に集まってやった方が早いようなケース。

例えば、ディスカッションしながら進めるようなケース、
システム開発において、仕様上の調整やプロトタイプをつくるようなケースなど、
個々にリモート環境からでは手間と時間がかかるようなものは、
やはり対面での調整をするようにしています。

個人で一日完結できるような業務や、
終日の結果報告をすればよいような業務、
また、定例会議などはTV会議での参加でもほとんど支障がないでしょうから、
それらは原則在宅ワークで生産性を落とさないように工夫しています。

また経営者の方であれば、
在宅ワークに切り替えて社員がさぼらないか?気になる方もいらっしゃると思います。
中にはWebカメラをつけっぱなしにすることを求められるようなところもあるようですが、
(この場合、監視されているようで在宅ワークするほうもいやですが)
テレワークをサポートする様々なサービスがあります。

例として、一般社団法人日本テレワーク協会が出している資料が、
ある程度まとまっていて、作業ごとにサービスもピックアップされていて分かりやすいと思うので、
ここに載せておきます。
https://japan-telework.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/05/Tool-product-list-Ver2.0.pdf

この機会に一部でもテレワークの導入を考えてみるのはいかがでしょうか?

 

 

国からもテレワーク助成金がでます!


「時間外労働等改善助成金(テレワークコース)」も出ています。
補助率 3/4 で、最大150万円まで助成されます。

※情報はこちらからどうぞ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/telework_10026.html

不動産業界も採用で苦労されている企業もあると思います。
テレワークの導入なども応募者は見ているようです。
この機会に検討してみるのはいかがでしょうか。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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※当コラムは株式会社CBIT取締役 庄山幸一様より寄稿いただきました。

 

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