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賃貸管理システムを選ぶ、イロハの”イ”(後編)

賃貸管理システムを選ぶ、イロハの”イ”(後編)

前回の寄稿では、

・規模感(中小規模向け Or 大規模向け)
・利用形態(クラウド Or オンプレミス)

検討時の最初のアプローチでこれを考えてみるのがよい(早い)!と話しましたが、
これについて具体的に説明しようと思います。

まず、前回の寄稿を少しだけ振り返りますが、

 

下記のような企業があったと仮定します(前回の例)。

 ・利用拠点は本社含め3拠点
 ・利用人数は全部で12名程度
 ・管理する戸数は1,500戸程度
 ・社外からリモートワークの必要性あり
 ・専任のシステム管理者は不在
 ・サーバールームなど施錠可能な保管場所の確保は難しい

 

システム要件以外でのいわゆる”ハード的”な状況が上記のようであれば、
「小規模」+「クラウドサービス」をベースに選定を始めてよいかもしれません。

 

ちなみに・・・

余談ながら、弊社で以前まとめたサービスマップがあるのでそれを添付します。

 

賃貸管理システム サービスマップ

 

弊社では簡単にサービスマップを作成しているのですが(一般には公開しないのですが)、
お客様に、視覚的に判断していただくためだけに利用しているのですが、
サービスの説明を補足するときに、これを見ながら価格も交えて説明させていただくと、
理解の助けにもなるため活用しています。

 

では少し勝手ながら

サービス名を出しつつ説明加えていきます。



※ちなみに、本コメントは私の独断と偏見の域を出ませんので、
 本内容を保証するものではない事を先に断っておきます

 

例えば、大規模向けエリアに入れている東計電算さんのJ-Rent。
私も実際にデモ含めて、何度か拝見させていただいているのですが、
賃貸管理業務だけではなく、他の業務も含めた拡張性の高さが他のサービスと
違うところだと思っています。

 

また、賃貸管理業務の中には修繕やクレーム対応などもあると思います。
中小規模向けの場合、修繕管理の機能はかなり簡素な機能がおおく、
修繕履歴をデータ登録するだけで、工事管理自体を行えるようなものは少ないように思います。

建物の設備情報から故障、故障からの交換や修繕などの工事、
工事に関わる業者さんへの受発注状況の管理など、

こういった部分は中小規模向けではあまり見られない機能です。

OBIC7も同様で、こちらはリーシングから物件管理、契約管理、請求・入金管理に加え、
クレーム管理に、J-Rent同様、工事の発注管理などまで含まれます。

もう一つ、大きな違いは会計管理でしょうか。
例えばOBIC7は他社の財務会計システムに連携することは勿論、
OBIC7の財務会計システムでそのまま対応することが可能です。

こうすることで、企業全体で見た場合の収支管理を容易にできるという特徴があります。
拡張性や他システムとの連携なども考えますと大規模向けにはそれなりの理由があると、
お考えいただいてもよいと思います。

つまりERPパッケージメーカーでもある、東計電算さんやオービックさんを選択すると、
賃貸業務の他、工事、会計、人事、といった、企業全般の情報管理を
統合できるメリットがでてきます。

これは大規模向けのセグメントに入れている企業だけの特徴と言えます。
※ERPパッケージ:簡単に言うと、様々な機能がまとまった統合システム

 

逆に中小規模向けエリアに勝手に入れさせていただいた、


ダンゴネットさんの賃貸名人。

賃貸業務を行うに十分な機能があり、
オプションでファームバンキング機能なども用意されています。
会計連携も仕訳データの作成も可能、ポータルサイトへの連携も別機能で提供。

賃貸管理の主要業務には遜色ないと思いますが、
J-RentやOBIC7と比較すると、

工事や修繕の受発注管理や進捗管理までを賃貸管理システムでおこなうのは難しいでしょう。
(実際にはリフォーム名人という別パッケージで管理することが可能です)

これは会計管理も同様だと思います。
ですが、最大のメリットは何かというと・・・価格ですね!

つまりコストパフォーマンス!(ホームページでも、「圧倒的低価格」と謳ってますね)

確かにサービス選定時に価格は外せません。
J-Rentとの価格は数分の一から数十分の一。

ダンゴネットさんの賃貸名人の最少価格はサイトを見ると ¥198,000~
対してJ-Rentの場合、最小構成の価格でも以前私がお聞きした価格でも数百万円。

基本機能、拡張機能、他業務連携の有無、価格、
規模感によるサービスの違いについてなんとなくお分かりいただけたのではないでかと思います。
※中小規模向けは拡張性がないとか、連携できないと言っているわけではありません

 

さて、ここまで価格面も含め、

規模感によるサービスの違い(サービスのアプローチの違いと言ってもよいかもしれません)を
お伝えしました。

 

単純に、

価格=高機能 

というよりも、

価格=多機能・拡張性

と言った捉え方が適切ではないかと思います。

 

2回に渡って寄稿させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
賃貸管理システムを選ぶ際の一歩目としてお役に立てば幸いです。

 

1.課題
  ⇒システム化の要件って何?何を解決するためにシステム化するの?

2.規模感
  ⇒中小規模?それとも大規模向け?

3.利用(契約)形態
  ⇒クラウド?それともオンプレミス?

 

まずはシステム化の検討始める際に、これを考えてみてください。
検討時間を大幅に短縮することができると思いますよ!

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

※当コラムは株式会社CBIT執行役員 庄山幸一様より寄稿いただきました。

前回の寄稿

 

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