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空室対策でコロナ禍でも選ばれる住宅を目指して
2020/10/12
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空室対策でコロナ禍でも選ばれる住宅を目指して

ダンゴセレクトの大西です。本日は、コロナ禍でも選ばれる物件という観点から空室対策について考えてみました。

現在、猛威を振るっているコロナウィルスの影は不動産物件を決める際の判断基準にすら影響を与えてきています。

コロナにより、在宅ワークやオンライン授業などが行われ、在宅時間の増加が起きています。このことは、部屋を選ぶ際の基準に影響を与えていると言えます。

自宅にいる時間が増える。それは何を意味するのであろうか。それは、快適性やインターネット環境なども重要なファクターとなってきているということを意味しています。

 

 

テレワークはどれくらいの企業が実施しているか?


リクルート住まいカンパニー(SUUMO)が昨年11月と今年4月に行った働き方と住まいの意識調査によれば、テレワーク実施率は昨年の2.8倍です。

参考:リクルート住まいカンパニー(SUUMO)
   「新型コロナ禍を受けたテレワーク×住まいの意識・実態」調査

2019年11月では、テレワーク実施率は17%だったが、今年の4月度では47%の実施率となっている。このデータから読み解くに、自宅で仕事や授業を受ける人が増えているということになる。

それでは、今後の不動産経営は何をどうすれば良いのか。答えは、コロナ禍に対応した部屋を提供することが重要と言うことである。withコロナ対応物件である。

 

 

空室対策の具体的な方法は?


ひとつはインターネット環境の整備である。

テレワークやオンライン授業の普及により、インターネット環境の整備は必須事項となってきている。インターネット無料設備の導入は必要条件になりつつある。その中でも意識すべきことは、光ファイバーと言うことである。

ZOOMなどのオンライン会議には光回線の方が向いている。遅いというクレームがあると、せっかく入居した人が退去してしまうリスクもある。

また、部屋の中で快適に過ごしてもらう為には、YouTubeやネットフリックスなどの映像コンテンツを快適に見ることが重要である。これらのコンテンツを快適に見るためにも光回線の方が向いていると言えるだろう。空室対策の観点からもインターネット設備は重要なことである。

今後は「テレワーク対応」や「オンライン授業対応」などのキーワードが、マイソクに載る時代が来るだろう。

 

 

もう一歩踏み込んだ空室対策を


ペット可物件

もう一つの空室対策は、思い切って「ペット可」の物件にすることである。

コロナの影響でペットの売れ行きが2倍以上のペットショップが出ていることが報道されている。ステイホームやテレワークで一人で仕事をする人が増えたことが要因である。

この流れは続くと言われており、ペットを飼う人が増えれば、引っ越し時にペット可の物件を選ばざるを得ない。

そう考えると、ペット可に対応することも一つの空室対策につながるだろう。ペット可にすることで、賃料を値上げすることもできる。そして、敷金も2倍にすることが出来る。猫好きの部屋にすることや、ペット好きを呼び込む工夫次第では空室対策の大きな武器となる。

様々な事が言われているコロナにおける影響。ただ、ここをピンチと受け取るかチャンスと受け取るかで見方は大きく変わってくる。

筆者はチャンスととらえている。この記事を読まれた方も悲観せずに、どうやればwithコロナに対応できるかを考えて欲しい。

 

 

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