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コラム

今年一年を振り返って
2019/12/25
業務効率

今年一年を振り返って

こんにちは!忘年会続きで胃が持たれ気味のCBITの庄山です。
いよいよ令和元年も終わりを迎えますが、今日はクリスマス。
町も華やかな感じで都内各所を歩いていてもイイ感じです。

我が家はクリスマスが終わるころには実家をハシゴ帰省(お互いの実家)することが多いので、
クリスマスツリーの片づけもできずに年明けを実家で迎えます。
そのため、年明けて自宅に戻ると、
まだ家の中はクリスマスモードの状態で新年を迎えるのが恒例になっています(笑)

 

 

来店アンケートのデータがロスト、、、!?


さて、恒例と言えば仲介会社さんが店舗でお客様来店時に記入してもらう、
“来店アンケート”ありますよね!
これを記入してもらったら、
後で営業スタッフがまとめて入れて(システムに登録して)いる企業もあるかと思います。

当日中に入れていればよいものの、
後でまとめて入れようとするものだから、
入れ忘れたりしてせっかくのデータをロストしてしまう!
こんなことが未だにあるようです。

そういうことをしていると、せっかくの来店アンケートなんてまるで無意味で、
アンケート取ることが目的に変わってしまうような会社もありますね。
まさに目的と手段をはき違えている非常に残念な例です。

これは一例ではありますが、
こういう事は未だ非常に多いようです。
特に人手に頼った業務や作業が中心の企業は、
そもそも問題と認識されることもないわけです。
こういった目に見えないロスは、表立って“数字“になりにくいのですが、
こういうものが積み重なって、

「人手が足りなくて困っている!?」なんて経営者の方もいます。

でも、それはそもそも間違いで、
人がやる業務と機械(IT)がやる業務をしっかり判断できていないからだと感じます。

来店アンケートはあくまでも一つの例として取り上げましたが、他にもあります。
例えば経営会議で上げるマーケティングやエリアレポート、収支報告・予測をまとめた資料。
今年も数社ご相談いただきましたが、作成に2,3人でやって数日かかります!と。
こうなってくると、確実に機械にやらせるべきです。

 

 

これからは人と機械の分業がもっと必要になる


先程、“来店アンケート“を一つの例として挙げましたが、
最終的にこのアンケートが顧客育成のための元データとなるのであれば、
100%確実に顧客情報としてシステムにエントリーされていなければなりません。

これを人がやる業務か、機械がやる業務か判断しなければなりませんが、
勿論、人がやった方がいいこともあります。
※なんでもかんでも機械で自動化すればよいと言いたいわけではありませんので

来店アンケートなどは、
都心と地方の仲介店舗なら取るべき手段を来店客の傾向や属性などから考えるとよいと思います。
都心で、比較的若い世代やファミリー層中心なら、
タブレット端末渡して、「こちらご記入いただいてお待ちいただけますでしょうか」でも、
全く問題ないでしょう。

接客もそれで“冷たい”とは感じないでしょうから。
こういった場合は、iPadなどのタブレット端末を用意しお客様に記入してもらい、
記入した内容が、そのまま管理システムにエントリーされる方法。

逆に地方や比較的シルバー世代やシニア世代が多く、
タブレットなどのIT機器に慣れていないのであれば、
アンケート用紙をお渡しし記入をサポートするなどの手段がまだまだ必要かもしれません。
その場合は、来店アンケートは紙を使うが、
アンケート回収後は、スキャンし手書きのAI-OCRで読み込ませ、
RPAなどで管理システムに自動登録する方法などで対応できますね。

これからは労働人口も徐々に減っていき、政策として外国地労働者を受け入れるようですが、
特に地方ではこれが顕著になっていきます。
今までと同じように人手に頼った業務は早晩破綻します。
ですので、人の仕事を奪うというよりは、
AIやRPAと言った“機械”は、
人手が足りなくなりつつあるこれからの時代に絶対に必要になる手段でしょう。

 

 

リアルの領域までIT化は進んでいる


重要事項説明をTV会議システムやWeb会議システムなどで行うIT重説に始まり、
内見(内覧)を現地に直接行かずにバーチャルで行うVR内見や、
鍵を現地施錠・開錠しないでも管理できるスマートロックなどの仕組み。
リアルな領域までIT化はこの数年どんどん進出しています。

一昔前のITと言ったら、
賃貸・仲介の管理システムや、SuumoやHOME’Sのような物件ポータルサイトぐらいでした。
それが今や、“不動産テック カオスマップ”なんて言うサービスマップができるほど、
AI、IoT、ブロックチェーン、AR/VRなどを使った先進的なサービスがどんどんでてきました。
つまり、“機械”が代替できるような仕組みが本当に多くなっています。
特にそれが進んだ令和元年と感じました。

 

 

オーナーがスマホで管理できる「ビズアナ オーナー Lite」


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ご興味がおありでしたら、リンクからサービスをご覧になっていただければ幸いです。

今後、いわゆる不動産テックは益々加速していくと思います。
皆さまも時代の流れに取り残されないように気にしていただければと思います。

本年もお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
また来年もお付き合いいただけますと幸いです。

本コラムをご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

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※当コラムは株式会社CBIT取締役 庄山幸一様より寄稿いただきました。

 

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