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いまいちどクラウドを考える
2019/09/11
業務効率

いまいちどクラウドを考える

こんにちは!CBITの庄山です。
先日の台風は関東直撃でちょうど月曜の出勤・通学の時間帯に重なって、
多くの機関で多大な影響がでましたね。
千葉も成田空港は陸の孤島になった!なんてニュースも流れたぐらいで、
今でも千葉南部の方は影響が大きいようですね。

公共交通機関と同様に、昨今のクラウド環境も停止してしまうと、
各方面で影響がでてしまいます。
利用しているサービスが停止すると…これまた早めの復旧が望まれますね。

 

 

クラウド ≠ 安心・安全


つい先日もAmazonで大規模障害がありましたが、
この影響でサービスが利用できずに困った方も相当数いたようです。

これは弊社のお客様でもそうでしたが、
企業の情報系システムは勿論のこと、
ECサイトや基幹システムなど多岐に渡ってクラウド環境で利用されることが、
もはや当たり前になってきました。

以前と比べても今やデジタルで動くビジネスが大半を占めるため、
交通機関と同じとは言いませんが、クラウドの停止は影響が大きいですね。

 

 

最近の賃貸管理システムの提供形態


先日、東京・大阪で賃貸住宅フェアが開催されましたが、
賃貸管理システムの出展も例年通りかなぁといった印象でした。
今回、真新しい印象はうけないものの、
各社、拡張性やサービス連携を図ったりというのが目につきました。

賃貸管理業務のシステム自体では、
差別化するのがなかなか困難なフェーズに入ってきたとも言えますね。
※サービス連携などについては、また別コラムで取り上げようと思います

ちなみに提供形態、管理会社の方からすると、利用形態は、

クラウドかオンプレミス(自社導入)

両方手掛けている会社もありますが、
概ねこの二つに分けられますね。

最近、この類の質問されることも少なくなってきましたが、
たまに聞かれるのが、「どちらがいいでしょうか?」という質問です。

これは以前のコラムでも触れましたが、
メリット、デメリットをそれぞれ判断すればよいかと思います。
例えば利用(導入)コストだけで言えば、
多拠点で端末台数によって料金が変動するような契約であればオンプレミスタイプは合いませんし、
本社のみで端末台数も少なく、社外からの利用もほとんどなければ、
クラウドベースのサービスでなくても構わないと思います。

ちなみに、時々お聞きするのですが、
「クラウドの方が安心でしょ!」という方もいらっしゃるのですが、
必ずしもそうではありません。

 

 

クラウド=停止しないわけではない


冒頭でも申し上げましたが、先日、Amazonの東京リージョンでも大規模障害が発生しましたね。
これには多くの方が影響をうけたようです。

「グループウェアで予定が確認できない」
「ECサイトからの申し込みが入らないから売上が上がらない」
「販売管理システムが使えないから発注できない」
などなど。

多くの方がなにかしらの障害の影響を受けたことと思いますが、
一つ認識しておいて欲しいことがあります。
それは…

「クラウドは止まるものである」

よく、クラウドにあるから大丈夫!とか、
クラウドだからセキュリティも安全でしょ!など、
どこでどう間違った情報を植え付けられたのか、
はたまた拡大解釈しているのかわかりませんが、
どこかで、クラウド = 安心・安全 と考えておられる方がいらっしゃいます。

一昔前までなら、「クラウドなんて預けて大丈夫か?」と言っていたのが、
変われば変わるものですね(苦笑)

 

 

クラウド最大のメリットとは?


結論から先に書いてしまいますが、
クラウドの最大のメリットは安心・安全ではありません。
最大のメリットは、

1.コスト
2.スピード

この二つに尽きます。

例えば、ダンゴネット社の賃貸名人のように、
オンプレミスながらクラウドサービスよりも低価格を実現しているようなサービスは別ですが、
ほとんどがオンプレミスのサービスよりも導入コストは安くなります。
そして、もう一つ外せないのが導入スピードですね。

サーバーを購入、設置、セッティングの必要もなく、
マスタ情報等をセットすれば、“基本的”には直ぐに利用できます。
※実際、クラウドとは言うものの、導入サポートという名のもとに多大な時間を使うのは
 考えものと個人的には思っていますが

上記以外に、管理面、運用面でのメリットもあります。
例えば、情シス(情報システム部門や担当者)がいなくて、
セキュリティ管理者もいないような中小企業であれば、
自社内で保管しているより、クラウドの方が安心・安全であるのは言うまでもありません。
なにせ専任の担当者が自社にいないのですから、
管理全般を事業者側でカバーしてもらいつつ、それ自体がBCP対策にもなりえる。

コストもそこそこに抑えられるというのがポイントです。

 

 

デメリットも忘れてはいけない


しかしメリットばかりではなく、
デメリットにも目を向けるべきですね。

デメリットも二つ挙げるとすると、

1.セキュリティや障害時の対応は事業者依存
2.長期的にはコスト高になる可能性

1は管理、運用するのが事業者側になるので、
利用者側ではどうすることもできません。
ここは、障害時などは事業者側の対応を待つ!という選択肢しかありません。

2は先ほど申し上げた、コストメリットがある!
ということと矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、
場合によっては長期的に利用すると、オンプレミス(自社導入)よりも
最終的に高くつく可能性があります。

クラウドは大雑把に言いますと、初期導入は安く、
月額利用は定額+データ量などによって従量課金というケースが多いです。

それに対して、オンプレミスの場合、初期導入費用は高いが、
ランニング費用は少額のサポート料のみ、という傾向があります。

つまり、長く使えば使うほど、定額のクラウドサービスの利用料金が塵も積もれば的になると。

そこはサーバーの入れ替えなどもありますし、
自社で導入する場合は管理や運用もありますので、
トータルコストと、いざという時の対応をどうするのか?
この辺りも勘案して判断されることをお勧めします。

それと、もう一つ挙げるなら、
賃貸管理システムをクラウドで利用する場合、
機能カスタマイズはできないケースが多いですし、
他システム連携にはまだまだ不向きなようです。
その辺りも検討材料の一つになるかと思います。

 

 

まとめ


クラウド=無停止 とは思わないでいただきたいと思います。

その部分を差し引いても、
コストとスピード面でメリットがあるから導入するという判断だと思います。

最後にまとめますが、クラウドサービスについては、
特に、コストと管理と運用を見極めて判断していただければと思います。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 

※当コラムは株式会社CBIT取締役 庄山幸一様より寄稿いただきました。

 

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