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コラム

2019年 不動産テックについて
2019/01/17
業務効率

「2019年 不動産テックについて」

新年明けましておめでとうございます。

今年は暖冬だ!なんてニュースで言われていたか思いますが、
年末は寒波がきたり、かと思えば3月上旬ぐらいの気温になったりと、
私の周りでも年末年始、体調崩している方が多いのですが、皆様いかがでしょうか?

インフルエンザなども流行り始めたようですので、
体調管理にはお気を付けください。

 

不動産テック カオスマップ


さて、本コラムは今年も、
『不動産 × IT』の切り口で寄稿していこうと思っておりますが、
新年一回目の寄稿という事で、2019年の不動産、特に管理・仲介に関連した
IT動向を私なりの目線でお伝えしようと思います。

 

その前に、去年、不動産テック協会がまとめた、
「不動産テック カオスマップ」という便利なITサービスのマップがあるので、
そちらを参考までにまずは眺めてみましょう。

https://retechjapan.org/retech-map/

 

不動産テックカオスマップ 第4版
※参照:不動産テック協会の「不動産テック カオスマップ」

 

見ていただくと分かる通り、
不動産 × ITを12分野にカテゴリーわけしており、
どういったサービスが?どのような分野で利用できるか?
これが“パッと見”で分かるというものです。

 

「それだけ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
今まで業界にそういった共通の資料はなく、我々のようなコンサルタントが、
「このサービス分野にはこういった会社の、このようなサービスがある」
というのをまとめるぐらいで、全体を俯瞰するようなものはなかったので、
大変助かります。

 

最新のIT技術


で、この中でもAIやビッグデータを駆使したものもあれば、
以前からあって、特段真新しく感じないサービスもあります
(利用が浸透しているという意味で)。

 

一口に不動産と言っても幅広いので、
ここでは主に、このコラムの読者に沿って、

 

1.管理や仲介に関連した不動産テックサービス
2.主に最新のITを駆使した不動産テックサービス
※管理業務支援サービスや仲介業務支援サービスはあえて取り上げません。
    理由としては、すでにサービスは出過ぎた感もあり、
    サービスとしてある程度業界に浸透しているためです。

これに絞ってとりあげようと思います。

 

・AI不動産査定
    ⇒ビッグデータを活用し、不動産査定をAIが行う

 

・スマートキー(スマートロック)
    ⇒IoT活用し、スマートフォンを利用しキーレスで開錠施錠が可能

 

・VR内見(内覧)
    ⇒VR(Virtual Reality:仮想現実)技術を使い、現地に行かずに遠隔で内見を体験する仕組み

 

・AIチャットボット
    ⇒人の代わりにAIがお問合せに対応・回答したり、FAQを使って回答を行う。
        また、チャットボットが予約や受付などを代理する

 

現在、管理・仲介業では、大きくこの4つのセグメントに最新のIT技術が組合せられています。

※勿論、不動産取引におけるブロックチェーンの活用や、
    マッチングサービスにおけるAIの活用など、最新のIT活用事例は承知しておりますが、
 ここでは割愛しておきます。

 理由としては、ブロックチェーンやマッチングサービスは、
 一般の方からはその技術が目に見えて分かり難いため、ここではあえて除外しておきます。

 

これからきそうな不動産IT


そして、今年ここに入ってくるであろうITとして次の二つがあるかなと感じています。

 

1つは不動産業界ではまだまだですが、RPA
もう一つがAI-OCR

 

RPAという言葉を耳にしたことがある方は多いと思いますが、
Robotic Process Automation :ロボティック・プロセス・オートメーション

いわゆる、ロボットが人の代わりに仕事する!これですね。
詳細は省きますが、不動産業界も大手企業の活用事例がチラホラ増えてきました。

去年は私も数社、RPAのご相談を頂戴し、
RPAビジネスの関連事業者との意見交換などもあり、
金融や製造業などで導入が進んだように、
今年あたり不動産業界にもRPAの波がくるかな!?と感じています。

 

もう一つはAI-OCRです。
Optical Character Recognition/Reader:オーシーアール(光学的文字認識)
(手書きや活字を読み取るサービスですね)

OCR自体は真新しいものではありませんが、
これにAIをくっつけたサービスが、こちらも金融系を中心に利用が開始されていますが、
金融業界同様、未だ“紙”の多い不動産業界にも、
このAI-OCRの技術の活用が進んでいくのではないかと思っています。

 

AIを活用することによって、今まで人でなければ判別し難い、
手書き文字を機械に認識(読み取らせて)させて、
システムにデータ登録などを代行させることによって、
今まで労力をかけて入力していた手作業を削減する、といった効果が期待できるわけです

 

働き方改革にも大きく寄与する可能性

つまり、RPAもAI-OCRも、
機械が人の代替をするというサービスですので、
働き方改革が叫ばれだした去年辺りから、この手のサービスが今年、
不動産業界にも浸透していく1年になる可能性が高いかな?と感じています。

 

不動産業界も他業界同様、労働力の懸念がありますので、
こういったITの力を上手く活用して業務をデザインしていただければなと思います。

 

不動産業界は他業界と比較しても、
情報の非対称性が大きい業界とも言われていますので、
それを埋める手段に、“IT“が活用されているので、
今後も新たな不動産テックが登場してくる1年になるだろう、と個人的にも感じています。

 

また新しいサービスなど登場しましたら、本コラムでも取り上げたいと思います。

 

本日もお付き合いくださりありがとうございました。

 

※当コラムは株式会社CBIT執行役員 庄山幸一様より寄稿いただきました。

 

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